担当者のご紹介のあと、ご依頼の3領域への回答と、12月に向けた進め方をご説明します。
在籍コンサルタント・支援実績
食品EC出身・いまも店舗とECを自ら運営
何から着手し、12月をどう迎えるか
3領域への回答/イベント設計/実装経路
顧客構造・商圏から見た配信の出発点
段階投下ゲート/クリエイティブ
週1定例とレポートの中身
ご契約後に確認すること/Next Step


食品の定期宅配ECでキャリアを始め、事業の立ち上げと経営を経て、いまは自ら店舗とECを運営しながら、店舗・EC物販の支援を専門にしています。

新卒で生鮮食品の定期宅配を手掛けるオイシックスに入社。香港・中国をはじめとする海外市場の新規開拓を担当
海外事業の現地法人化に伴い支社を立ち上げ、現地赴任。社長として海外事業の成長を牽引
帰国と同時に創業。訪日外国人向けのメディア・事業を展開し、2019年に売却(EXIT)
グノシーとサニーサイドアップのジョイントベンチャー立ち上げに参画。動画系新規事業の責任者
MBOにより独立。取締役COOとして会社の成長を牽引
店舗やECなどの物販領域の専門家として、商品開発からマーケティング施策を中心に支援
客単価5,000〜10,000円の贈答用菓子を、実店舗とECの両方で販売。SNSでECを伸ばし、いまは店舗よりECの売上が大きい
いただいたご回答のうち、特に次の3点は、これまでの経験がそのまま活きる論点です。
最低限の計測がそろった時点で、予算を抑えて配信を開始。CAPI・GA4購入計測の復旧などは配信しながら順に整えます。
学習データもオーディエンスも無い状態からの立ち上げです。歳暮・帰省需要の前に、検証配信を終えておく日程で組みます。
貴社の段階投下ゲートに合わせ、判定に使う数字と判定日を先に決めてから検証予算を投下します。
分割受託も可とのことですが、本件は計測と運用を同じ担当が持つほうが、立ち上げの手戻りが少なくなります。
| 領域 | 対応 | お受けする内容 | ご契約後に確認すること |
|---|---|---|---|
| ① Meta広告の 設計・運用 | ◎ | アカウント設計、配信・オーディエンス設計、クリエイティブの企画と検証、週次の改善、週1回の定例 | 判定基準(NDA後) |
| ② 計測実装 | ◎ | GTM経由のMetaピクセル、カスタムCV、CAPI、GA4購入計測の復旧、UTM・命名規則。実装仕様書の作成から本番での動作確認まで | EC-CUBEの版とプラグイン追加の可否/制作会社への依頼の流れ |
| ③ 体制・ セキュリティ要件 | ◎ | ビジネスポートフォリオ経由のパートナー接続で作業。個人アドレスでの権限付与は行いません。必要な権限だけを申請します | 貴社の要件一覧(端末・データ持ち出し・顧客リストの扱い) |
| Meta専用LP | △ | 対応は可能。ただし初期は既存の商品ページで計測を優先し、LPは検証結果を見て判断することをおすすめします | EC本体改修のスケジュールとの関係 |
| クリエイティブの 設計・助言 | ○ | 制作は貴社で行い、当方は訴求の設計・コピーの方向性・当たり外れの判定と次の一手をご提案 | 制作の体制と、差し替えにかかる日数 |
◎=主担当としてお受けします ○=お受けします △=お受けできますが、着手時期はご相談します
Google検索広告・LINE・ECサイト改修は対象外と理解しています。ただし計測は媒体をまたぐため、UTM・命名規則は他の担当と共通で使える形で作ります。
ご回答の導線(広告 → ECトップ/商品ページ → 会員登録 → 購入)に沿って、MetaとGA4で同じ地点を取ります。
| 導線の地点 | Meta 標準イベント | GA4 イベント | 主に渡す値 | 使いみち |
|---|---|---|---|---|
| サイト訪問 | PageView | page_view | — | リターゲティングの母数 |
| 商品ページ閲覧 | ViewContent | view_item | 商品ID・価格 | 商品別の関心度 |
| カート追加 | AddToCart | add_to_cart | 商品ID・数量・金額 | カゴ落ちへの再接触 |
| 購入手続き開始 | InitiateCheckout | begin_checkout | 金額・点数 | フォーム離脱の把握 |
| 会員登録 | CompleteRegistration | sign_up | — | 購入前の中間地点 |
| 購入完了 | Purchase(ピクセル+CAPI) | purchase | 金額・通貨・注文番号・重複排除用のイベントID | 実測CPA・ROASの算出 |
ブラウザとサーバーの両方から送る購入は、同じイベントIDを付けて1件として数えさせます。
取れる範囲で購入イベントに属性を持たせ、後から分けて見られるようにします(次ページ)。
媒体・キャンペーン・クリエイティブの名前の付け方を統一し、GA4と受注データで突き合わせられるようにします。
GA4の購入計測が止まったままでは、Metaの数字を検算できません。復旧を最優先にし、Metaの管理画面の数字だけで判断しない状態をつくります。
FTPが開示されず、反映はEC-CUBE管理画面か制作会社経由の2経路。どちらでも1回で通る仕様書を作ります。
イベント一覧、GTMのタグ・トリガー、データレイヤーの項目、確認手順までを1冊に
Metaのテストイベント、GA4のDebugView、GTMのプレビューで全イベントを確認
テスト注文の数値を、Meta・GA4・受注データの3か所で照合してから配信開始
| 方式の候補 | 向いている条件 | 確認が必要なこと |
|---|---|---|
| EC-CUBE側の拡張(プラグイン等) | 管理画面から追加でき、制作会社の作業を最小にしたい場合 | EC-CUBEの版、プラグイン追加の可否 |
| サーバーサイドGTM | GA4とMetaの送信をまとめて管理したい場合 | サーバー費用、運用・保守の担当 |
| Metaの Conversions API Gateway | サイト側の改修を増やさずに始めたい場合 | クラウド環境の用意、セキュリティ要件との整合 |
「測れる」に変えてから、12月を取りにいく。その最初の関門は、制作会社がそのまま作業できる仕様書を渡せるかどうかです。
ご意見を求められた点へのお答えです。入力項目を増やす前に、いまの受注データから分けられる部分を先に使います。
| 取りたい属性 | ① まず使える推定(改修なし) | ② 確度を上げる方法(入力・設定の追加) | 分かるようになること |
|---|---|---|---|
| 贈答 | 推定 注文者とお届け先が異なる注文 推定 のし・ギフト包装が選ばれた注文 | 注文時に「ご自宅用/贈り物」を選ぶ項目を追加し、購入イベントにも値を持たせる | 12月の売上のうち贈答がどれだけか/贈答で初めて知った人の割合 |
| 法人・職場 | 推定 会社名が入力された注文 推定 一度に多数の商品・配送先がある注文 | 会員登録時に「法人・職場でのご利用」を任意で選べる項目を追加 | 法人まとめ買い客の離反がいつ・どの層で起きたか |
※ 推定の方法が使えるかは、受注データの項目(お届け先・のし・会社名など)を拝見してから判断します。電話受注の記録形式もあわせて確認させてください。
フラグの設計は、計測実装と同じ仕様書で扱えます。依頼範囲に含めるかどうかは、推定での試算結果を見てから決めるのがおすすめです。
ご重視の4つの顧客層に対して、Metaが担える役割を整理しました。
年間5万円以上ご購入の層
12月に年間売上の約20%が集中するなら、「年1回のみ」の中には昨年の歳暮・帰省の購入者が多いはず。11月にLINEとMeta(顧客リスト)の両方から再接触します。
| ご重視の顧客層 | Metaの役割 | Metaでやること |
|---|---|---|
| ① 通販の 新規初回購入 | 主役 | 購入者に近い人へ広げて配信。ロイヤル層の顧客リストを「似た人を探す」元データにする |
| ② 2回目購入への 引き上げ | 補助 | 初回購入者への再接触。主役はLINE CRMとし、LINEで届かない人をMetaで補う |
| ③ 年5万円以上の ロイヤル層維持 | 限定 | 新規向けの配信からは除外して広告費の重複を防ぐ。12月の贈答訴求でのみ接触 |
| ④ 法人・職場の まとめ買い | 後回し | 離反理由が未解明のため、属性データが整ってから検証。先に離反客のヒアリングを推奨 |
※ 顧客リストの広告利用は、ハッシュ化したうえでの取り扱いを含め、貴社のセキュリティ要件の範囲で行います。
Metaで新規を獲り、2回目はLINEに渡す。役割を分けておけば、LINE CRMと広告で同じ人に二重にお金を使わずに済みます。
通販の購入実績と、東日本の優先度を下げる方針をそのまま配信の出発点にします。
45歳以上新規会員登録に占める割合
女性新規会員登録に占める割合
地域は購入実績で絞り、人は広く取る。学習データがゼロの立ち上げ期は、配信の対象を狭めすぎないことが大切です。
「実測CPAが出るまで後半予算は投下しない」という前提に合わせた判定の流れです。
訴求とクリエイティブを複数並べて配信
Metaの管理画面ではなく、GA4・受注データと突き合わせた数字で判定
※ 学習データがない立ち上げ期は、購入件数が少なく学習が進みにくいことがあります。その場合は購入の手前のイベント(カート追加など)で学習させる期間を置くかを、判定基準とあわせてご相談します。
制作は貴社で行い、当方は「何を作るか」と「何が当たったか」を担います。差し替えの周期は、制作の体制に合わせて決めます。
訴求の軸とコピーの方向性を決め、1回に変える要素を1つに絞る
設計をもとに静止画・動画を制作
週1の定例で、当たり・外れと理由をご報告
外れを止め、当たりの型で次の制作をご提案
| 形式 | 役割 | 訴求の例(12月に向けて) | 当方がお出しするもの |
|---|---|---|---|
| 動画(縦型) | まだ知らない人への認知と興味づけ | メーカー直販であること/焼き上がりの音と湯気 | 冒頭数秒の見せ方・構成案 |
| 静止画 | 訴求の当たりを早く・安く見つける | お歳暮に/帰省の手土産に/まとめ買い | 訴求軸ごとのコピー案 |
| 撮影素材 | 全クリエイティブの元。10月中にそろうと12月に間に合う | 工場でつくる様子/食卓に並ぶ場面 | 撮っておくべきカットの一覧 |
※ 訴求の例は方向性です。商品特性・ブランド要素はNDA締結後に伺い、表示のルール(景品表示法など)を確認したうえで確定します。
学習データがない立ち上げ期は、本数を積むより「何を変えたら当たったか」を毎週記録することが先。記録は貴社の資産としてお渡しします。
ご希望の「進捗管理からPDCA全般、週1回のオンライン定例」に加え、次の内容を月額の範囲でお受けします。
| 種別 | 頻度 | 形式 | 内容 |
|---|---|---|---|
| 定例会議 | 週1回 | オンライン | 前週の結果、原因の見立て、翌週の変更点の決定、計測の進捗 |
| リアルタイムレポート | 毎日(自動) | API連携のレポート | 費用・購入・実測CPAを、キャンペーン・クリエイティブ別に |
| 週次・月次レポート | 週1回/月1回 | レポート | 傾向と考察、段階投下ゲートの判定材料、翌月の予算配分のご提案 |
| クライアント様の定例 | 必要に応じて | 同席 | 数字の背景や次の打ち手を、直接ご説明 |
デジタルに詳しくない方にも伝わる言葉で、クライアント様のご意向に合わせて進めます。
ここが分かると、計測の方式と配信開始日が決まります。NDA締結後に伺う項目には印を付けています。
10月中旬の配信開始に向けて、ご契約から権限付与までを短くつなげます。
貴社内・クライアント様とのご検討
基本契約書・個別契約書をクラウドサインで締結
パートナー接続、確認事項のヒアリング、判定基準の設定
権限付与から2週間以内。計測は配信しながら拡充